「平均体重・普通体形・理想体重」
- 蓮薫のひなたぼっこ

- 2021年9月3日
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人間ではなく、お犬様の話です。
我が家の2匹の犬たち蓮薫(れんくん)とひなたぼっこは、同じミニチュアダックスですが、体形は異なります。歴代の犬たち(ミニチュアダックス)もそれぞれ違っていました。
2代目の「くらのすけ」は6.1Kgで平均より大きめだけど体格は普通。
3代目の「浮雲(うきぐも)」は6.3kgで平均より大きめでがっしり筋肉質。
4代目の「蓮薫(れんくん)」は5.2kgでほぼ平均的な体重。獣医さんからも犬として理想的な体形と言われるほどの筋肉質で細身のボディー。
5代目の「ひなたぼっこ」は4.0kgで小ぶりだけど、ぶりぶりのお尻で脂肪多め。どの子より早めに成長が止まり、まだ成長期なはずなのですが既に3か月同じ体重です。
同じ運動量、同じ食生活(もちろん体重を見ながら適正な食事量にそれぞれ調節して)をしていても、体形には個体差が出てきます。
先住犬の蓮薫に比較して明らかに太りすぎているひなたぼっこを見て、「もしかしてこの子は、本当はもっと小さいのに食事をあげ過ぎているのかもしれない。これはダイエットが必要か?」と、少しご飯のコントロールをしてみました。しばらくして、「あれ?ひなたぼっこらしさ(脂肪多めの丸々した感じ)がなくなっちゃった?!」と、体重を図ると0.1kg、減量されていました。結局、元の食事量に戻すことにして現在の4.0kgです。
ひなたぼっこは少し太っているように見みえるほどの丸々した感じぐらいが、彼女らしい雰囲気が出るんだなぁということに気づかされました。なんとなく普段のしぐさや性格、行動ともマッチします。
一方で、蓮薫。ひなたぼっこの丸々した様子を見て、「蓮薫はもしかして痩せすぎなのでは?」と、少しご飯を増やしました。すると、お腹だけにお肉が付き、腸の調子もよろしくない様子。「うーん、いくら筋肉質とはいえ、もう少し脂肪が付いていてもいいのではないかと思っていたけれど・・・彼にとってはあの体形がベストな体形だったんだなぁ。」と反省。こちらも元の食事量に戻しました。本当にごめんなさい。
そもそも自然とそうなった体形が2匹らしさをそれぞれ表現していたにもかかわらず、親が「理想的」「平均的」「普通」と健康を考えたつもりで余計なことをしたわけです。
人間も、人付き合い、仕事の成績、我が子の成績、あれもこれも様々な事柄に「理想」「平均」「普通」といった苦しい枠組を作って、結果的に「自分らしさ」を見失ってしまっていることもあるかもしれないですね。
